機能性ディスペプシアとは

検査で明らかな異常がないにもかかわらず、胃もたれ、みぞおちの痛み、背中の痛みなどが続く状態のことを言います。喫煙、飲酒、不規則な生活習慣、ストレスが原因となることがあります。また、胃腸炎のあとにも症状がでることがあります。

機能性ディスペプシアの症状

下記のような症状があります。

• みぞおちの違和感
• 痛み
• 胃もたれ
• げっぷ
• 吐き気
• 食欲不振
• 背中の痛み

診断に必要な検査

胃カメラを用いて他の原因がないか検査をします。ピロリ菌の感染も同様な症状をだすことがあるので検査が必要です。 また、慢性膵炎や便秘などが隠れていることもあるので、必要に応じて腹部エコーや腹部レントゲンを行います。

治療・経過観察について

症状に応じて、胃酸を抑える薬や胃や腸の動きを改善させる薬を処方します。 生活習慣の改善も大事です。