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急性すい炎

急性すい炎とは

急性すい炎はすい液にふくまれる消化酵素によって、すい臓自体が消化され、強い炎症を起こしてしまう病気です。
原因は、お酒によるものが約40パーセントを占めています。 ほかには胆石によるものや、原因不明の場合もあります。高脂血症やウイルス感染などが原因となることもあります。

急性すい炎の症状

時期によって症状は変わります。

  • 背部痛、腹痛

膵臓は胃の後ろ、背骨の前にあるために背中の痛みを生じることも多くあります。痛みが強い時に上を向いて寝ると腫れ上がった膵臓が背骨に圧迫されて痛みが強くなり、逆に体を丸くすると楽になることが多いです。

  • 嘔気、嘔吐
  • 黄疸

診断に必要な検査

血液検査にて炎症の有無、すい酵素の上昇の程度を確認します。
また、腹部エコー、CT、MRIですい臓の腫大、炎症の状況を調べる必要があります。

治療・経過観察について

急性すい炎は入院での治療が必要です。すい臓を休めるために絶食し点滴をしなくてはなりません。
疑われるようであれば、入院可能な施設へご紹介します。