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C型肝炎

C型肝炎とは

C型肝炎はC型肝炎ウイルスの含まれる血液が体内に入ることにより起こります。感染すると約70%の人が持続感染者となり、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんと進行していきます。C型肝炎ウイルスは他人の血液に直接触れることが無ければ、握手や食器の共用や入浴で感染することはありません。

C型肝炎の症状

慢性肝炎の時は、自覚症状がないことがほとんどです。何となく体がだるいとか、疲れやすいといった症状などを訴えられる方もいます。また、自覚症状がないまま肝硬変、肝臓がんができてしまうこともあります。

診断に必要な検査

血液検査で、C型肝炎ウイルスの抗体、RNA量を確認することで感染の有無を確認します。
また、血液検査で肝機能を確認し、肝障害の程度、肝硬変へ進行していないかを調べます。腹部エコーなどの画像検査で肝臓がんが出現していないか確認します。

治療・経過観察について

C型肝炎に対しては、現在飲み薬で治療することができます。慢性肝炎から代償性肝硬変までの初回治療の場合、95%以上の人でウイルスを体内からなくすことができます。しかも、副作用が少なく、短期間で安全に治療ができます。しかし、薬剤にはいつくかの選択肢があります。それぞれ特徴があるので患者様に合わせて治療を検討します。

予防

C型肝炎ウイルスにはワクチンはありません。感染しないためには他人の血液に直接触れないことが大切です。