消化器内科
胆嚢結石は健診でみつかることが多い疾患です。諸説ありますが、胆嚢結石の5~20%程度が何らかの症状が出現したとの報告があります。症状をだすものは、複数個の結石、若いうちに発見されたもの、レントゲンで見つけられない結石などと言われています。また、胆嚢結石は胆のうがんのリスク因子であるとの報告も多いです。結石が大きい物や有症状のものなどがリスクが高いといわれています。
無症状で経過しますが発作時には下記症状が出現します。
胆のう結石は腹部エコー、MRIで確認します。CTではX線陰性結石の確認はできませんが胆のう炎の有無などを確認することができます。
無症状の胆嚢結石に関しては、基本的には腹部エコー等での経過観察が中心です。その中でも、胆嚢の壁が厚くなっているような癌の合併を疑うような時には手術も提案します。
症状があるときも、手術を提案します。