消化器内科
吐き気という症状は、頭にある吐き気を感じる中枢が刺激されるものや、胃や腸などの臓器が刺激されて起こるものがあります。 胃腸炎といった時間が解決してくれるような病気もありますが、胃潰瘍や腸閉塞などのすぐに治療を始めたほうが良い病気や胃がんなどのがんが原因となることもあります。また、消化器の病気以外でもクモ膜下出血や心筋梗塞などの緊急を要する病気も原因となることがありとても注意が必要な症状です。他にも妊娠、薬の副作用、ストレスも原因となることがあります。
嘔気の原因は多岐にわたります。
症状の出方や心配なことを医師の問診で相談しながら検査方法を提案します。 腸閉塞を疑うような病気がなければ、胃カメラや大腸カメラなどの検査を提案します。 また、腹部レントゲン、腹部エコー、CTなどで腸だけでなく他の部位の病気を調べます。
暴飲暴食、喫煙、過度なストレス、不規則な生活、辛い物などの刺激物の摂り過ぎなどは嘔気の原因となりえます。食事の見直しと休養を提案します。
原因に応じて、吐き気止めを処方します。しかし、吐き気止めを使用してはならない病気もあるので正確な診断が必要です。