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消化器内科

感染性腸炎

感染性腸炎とは

ウイルスや細菌などが小腸や大腸に感染する病気です。腸管出血性大腸菌(O-157)のような食中毒もあれば、アメーバ性大腸炎などの性感染症、抗生剤の投与によって大腸内の常在菌が減少したことに伴う腸炎や結核などその感染の原因は様々です。

感染性腸炎の症状

下記症状が出ることがあります。

  • 下痢
  • 腹痛
  • 吐き気 嘔吐
  • 血便

診断に必要な検査

血液検査で炎症を確認します。 便の培養検査をすることで原因菌を確認することもあります。 症状が強ければ、CTでお腹の状況の確認を行うこともあります。 結核やアメーバなどの特殊な腸炎を疑うときには、大腸カメラを行うこともあります。

治療・経過観察について

食事療法は有効です。お酒や辛い物や味の濃い食事をさけて消化の良い食事をとることをお勧めします。ウイルス性腸炎であれば、一般的には整腸剤の処方で良くなるものがほとんどです。一部の特殊な腸炎が疑われるようであれば抗生剤の投与も検討します。