消化器内科
私は大学病院で消化器内科医として勤務しておりました。消化器内科という科は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門・肝臓・胆嚢・胆管・すい蔵といった数多くの臓器を専門とする内科です。病気としては、逆流性食道炎や便秘などの身近な病気から、過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアといった原因は不明だが生活の質を落とすような病気、潰瘍性大腸炎や自己免疫性肝炎などといった難病、さらには命に係わる各臓器のがんがあります。自分もそれぞれの疾患に立ち向かってきました。
急な腹痛、下痢、嘔吐などはもちろん、繰り返す慢性的な症状も生活の質を悪化させます。潰瘍性大腸炎といった命にかかわることもあるような病気はもちろんのこと、逆流性食道炎や便秘、過敏性腸症候群といった食事に関連する症状は、食事を楽しむことができず苦しんでいる方もいらっしゃるとおもいます。適切な検査をし、適切な治療を提供することで今よりもよりよい生活をおくれるようにすることのお手伝いをしたいと思っています。
また、これほど、医療が進歩しても進行がんの治療は簡単ではありません。一方で早期にがんを発見することができれば、根治することも可能です。前がん病変の治療もしくは経過観察をすることが、がんを出現させない、がんを早期発見することにつながります。そのためにも症状が出る前の検査が必要で、誰でも簡単に苦痛なく消化器がんの検査をうけられるような環境をつくりたいと思っています。自分は祖母を消化器領域のがんでなくしたことをきっかけで医師になりました。もっと早く気がつけばと今でも悔やんでいますし、がんと闘うことは自分の使命だと思っています。
KARADA内科クリニックでは、どこよりも誰に対しても開かれたクリニックを目指し、スタッフ一同、専門的な知識と誠実な対応で皆様のカラダを支えていきたいと思っております。
2009年 | 聖マリアンナ医科大学卒業 |
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2009年 | 聖マリアンナ医科大学病院 初期研修医 |
2011年 | 聖マリアンナ医科大学 消化器内科 入局 同大学大学院へ入学 |
2015年 | 聖マリアンナ医科大学病院 消化器内科 助教 |
2016年 | 川崎市立多摩病院 消化器内科 |
2023年 | KARADA内科クリニック 副院長 |