消化器内科
こんにちは、KARADA内科クリニック五反田院副院長の末谷です。今日は、題にも書いた「ブルーリボン」について、お話ししようと思います。
「ブルーリボン」は、大腸がんの啓発活動のシンボルです。
日本でも毎年3月は「大腸がん啓発月間」とされ、ブルーリボンを通じて大腸がん検診の重要性が広く呼びかけられています。
乳がんのピンクリボンと同じように、大腸がんの早期発見や検診の重要性を広く伝えるために世界中で使われています。
日本でも大腸がんは非常に多いがんの一つで、男女ともに患者数が増えている病気です。しかし、大腸がんには大きな特徴があります。
早期に見つかれば治る可能性が高く、検査によって予防することもできるがんです。
そのため、ブルーリボンは「大腸がんは検診で防ぐことができるがんです」
というメッセージを伝えています。
以前は大腸がんは「50歳以上の病気」と言われることが多くありました。しかし近年は、30〜40代で見つかる大腸がんも報告されるようになっています。
その背景としては
などが関係している可能性が指摘されています。
もちろん若い世代で多い病気というわけではありませんが、「若いから大丈夫」と言い切れない時代になってきています。
実際の診療でも、30代の方で大腸がんや大きなポリープが見つかるケースがあります。
例えば次のようなケースです。
血便があり「痔だと思っていた」と受診された方が、大腸カメラ検査で大腸の腫瘍が見つかったケースがあります。早期の段階で見つかり、治療につながりました。
健康診断で便潜血陽性となり、大腸カメラを行ったところ、将来がんになる可能性のある大きなポリープが見つかり、その場で切除しました。
腹痛や便秘・下痢の繰り返しをきっかけに検査を行い、ポリープが見つかり治療につながったケースもあります。
30代の大腸がんは決して多いわけではありませんが、症状がある場合には年齢に関わらず検査が大切です。
大腸がんの多くは 「ポリープ → がん」という段階を経て進行します。
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、「ポリープを見つけ、その場で切除する」ことができるため、がんになる前に治療することが可能です。
つまり大腸カメラは、がんを見つける検査であると同時に、がんを予防する検査でもあります。
次のような症状がある場合には、一度ご相談ください。
特に便潜血検査で陽性となった場合には、大腸カメラによる精密検査が必要です。
ブルーリボンが伝えているメッセージはシンプルです。
「大腸がんは、検査で防げるがんです。」
症状がある方はもちろん、40歳を過ぎてまだ検査を受けたことがない方も、
一度大腸カメラを検討してみてください。
など、安心で苦痛の少ない大腸カメラ検査を行っています。
気になる症状がある方や検査をご希望の方は、お気軽にご相談ください。