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公開:2025.07.09 医療情報

今日からできる!便秘を改善する5つのポイント 

こんにちは。KARADA内科クリニック 五反田院 副院長の末谷です。 
 
前回は、「便秘が体と脳に悪い理由」をお伝えしました。 
今回は、今日から実践できる便秘改善のポイントをご紹介します! 

毎日のちょっとした心がけで、腸はしっかり応えてくれますよ。 

水分をしっかりとる 

便がかたくなりすぎると、腸の中で動きにくくなってしまいます。 
目安としては、1日1.5〜2リットルの水分を摂ることを意識しましょう。 

特に、朝起きてすぐにコップ一杯の水を飲むと、腸が刺激されて動きやすくなります。 

食物繊維を意識してとる 

食物繊維は「腸のお掃除役」です。 
便のかさを増やして、スムーズに排便できるようサポートしてくれます。 

おすすめの食材は以下です。

  • 野菜(キャベツ、ごぼう、ほうれん草など) 
  • 果物(りんご、バナナ、キウイなど) 
  • きのこ類 
  • 海藻類 

ただし、急にたくさん食べるとお腹が張ることがあるので、少しずつ増やすのがコツです。 

適度な運動を取り入れる 

体を動かすと、腸の動き(ぜん動運動)が活発になります。 

ウォーキングや軽いストレッチ、体操など、無理のない範囲で毎日続けることが大切です。 
「1日15分の散歩」だけでも効果があります! 

決まった時間にトイレに座る 

忙しい日々の中で、排便のチャンスを逃してしまうと便秘が悪化しがちです。 

毎日、朝食後などの同じタイミングでトイレに座る習慣をつけましょう。 
便意がなくても、「座るだけ」でもOKです。習慣化が腸にリズムを作ります。 

ストレスをためない 

実は、腸はストレスにとても敏感です。 

リラックスする時間を持つこと、深呼吸や趣味の時間を大切にすることも、腸にとってはとても大事なケアになります。 

まとめ 

便秘は、ちょっとした生活習慣の積み重ねで改善できることが多いです。 

  • 水分 
  • 食物繊維 
  • 運動 
  • トイレ習慣 
  • ストレスケア 

この5つを意識して、腸から健康を育てていきましょう! 

もし便秘が続く場合や、痛みや出血がある場合は、早めにご相談くださいね。 

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KARADA内科クリニック副院長。日本消化器学会専門医として数多くの臓器を専門とし、逆流性食道炎や便秘などの身近な病気から、各臓器のがんの診療に従事。内視鏡検査は胃と大腸カメラをあわせて年間約2,000件の実績。川崎市立多摩病院にて内視鏡センター副センター長、消化器内科病棟長などを歴任し、現職へ至る。

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