消化器内科
こんにちは。KARADA内科クリニック 五反田院 副院長の末谷です。
前回は、「便秘が体と脳に悪い理由」をお伝えしました。
今回は、今日から実践できる便秘改善のポイントをご紹介します!
毎日のちょっとした心がけで、腸はしっかり応えてくれますよ。
便がかたくなりすぎると、腸の中で動きにくくなってしまいます。
目安としては、1日1.5〜2リットルの水分を摂ることを意識しましょう。
特に、朝起きてすぐにコップ一杯の水を飲むと、腸が刺激されて動きやすくなります。
食物繊維は「腸のお掃除役」です。
便のかさを増やして、スムーズに排便できるようサポートしてくれます。
おすすめの食材は以下です。
ただし、急にたくさん食べるとお腹が張ることがあるので、少しずつ増やすのがコツです。
体を動かすと、腸の動き(ぜん動運動)が活発になります。
ウォーキングや軽いストレッチ、体操など、無理のない範囲で毎日続けることが大切です。
「1日15分の散歩」だけでも効果があります!
忙しい日々の中で、排便のチャンスを逃してしまうと便秘が悪化しがちです。
毎日、朝食後などの同じタイミングでトイレに座る習慣をつけましょう。
便意がなくても、「座るだけ」でもOKです。習慣化が腸にリズムを作ります。
実は、腸はストレスにとても敏感です。
リラックスする時間を持つこと、深呼吸や趣味の時間を大切にすることも、腸にとってはとても大事なケアになります。
便秘は、ちょっとした生活習慣の積み重ねで改善できることが多いです。
この5つを意識して、腸から健康を育てていきましょう!
もし便秘が続く場合や、痛みや出血がある場合は、早めにご相談くださいね。