KARADA内科クリニック | 消化器サイト

WEB予約

病名から探す

消化器内科

アニサキス症

アニサキス症とは

アニサキス症はサンマ、サバ、アジ、イカなどの魚介類に存在する寄生虫が、胃や腸に食いつくことで発症する食中毒です。アニサキスが寄生している魚などを食べてから数時間以内に、上腹部痛や嘔吐などが起こります。
これは、アニサキスが胃や腸の壁に食いつくことでおこるアレルギー反応で、稀にアナフィラキシーショックに陥ることもあります。

アニサキス症の症状

下記のような症状があります。

  • 激しい上腹部痛
  • 吐き気 嘔吐
  • 蕁麻疹
  • アレルギー症状

診断に必要な検査

胃カメラを用いてアニサキスの有無を確認します。

治療・経過観察について

胃カメラでアニサキスを確認したのちに除去することで症状が改善します。

予防方法

アニサキスは、様々な魚介類に生息しています。零下20℃以下で4時間以上冷凍されたり、加熱処理されたりすると死滅します。
胃アニサキス症にならないようにするためには、冷凍もののお刺身を選ぶか、焼き魚などを選ぶのが安全です。 釣りたてで自分がさばいた新鮮な魚をお刺身などにして食べる時には注意してください。