KARADA(からだ)内科クリニック院長の佐藤昭裕です。
5月1日に厚生労働省より、新型コロナウイルス感染症の隔離解除基準変更について通知がありました。まとめると、
ということです。
このことから、「自宅や宿泊施設で隔離可能な軽症例については、PCR検査を行わず、療養から2週間たっていれば隔離解除・職場復帰可能」ということです。
病院に入院されているような中等症~重症な方については、これまで通り2回のPCR検査陰性を確認しているところが多いようです
(2回陰性化確認前に宿泊施設や自宅などへ移動し自宅待機となることもあり)。
これまでの研究から、最もウイルスを多く周囲へ感染させる時期は、症状がでる2日前から発症当日で、その後徐々にウイルス量は下がり、発症から1週間を超えるとほとんど感染性がなくなっていくことがわかっています。
ただし、PCR検査が再陽性化することもあり、退院後2週間は「自身の健康観察」、「手指衛生の徹底」、「変わったことがあった際には速やかに保健所へ連絡」が求められています。
では、「コロナとは診断されていないけど、風邪症状があって自宅療養していた人」はどうすればよいかというと、日本渡航医学会や産業保健委員会から、下記のような基準がだされています。
今はわざわざ病院へ行かなくても、オンライン診療を利用して、「いつから会社に行っていいか」、「家庭内隔離を実施しているけどいつまでやればよいか?」などを気軽に相談することもできます。
記事を読まれてもよくわからなかった方は、是非ご相談ください。
当院ではオンライン診療も行っております。
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