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コロナの退院・隔離解除基準変更について


当院ではオンライン診療も行っております。

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KARADA(からだ)内科クリニック院長の佐藤昭裕です。

5/29に厚労省から「PCR検査で2回陰性確認をしなくても、退院OK」という指針が発表されました。新しい退院基準、宿泊療養および自宅療養の解除基準は下記の通りです。

 

退院基準・宿泊/自宅療養の解除基準

 

  • 【退院基準】
    発症から14日間が経過し、かつ症状が軽快してから72時間経過した場合
     
  • 【自宅・宿泊療養の解除基準】
    発症から14日間が経過し、かつ症状が軽快してから72時間経過した場合
     
  • 【無症状病原体保有者の退院基準】
    発症から14日間が経過した場合

 

なお、発症から10日たたずに症状が軽快した場合は従来通り、PCR検査で2回続けて検査が陰性であれば退院可能。

このような基準に変更になった経緯として、「症状がでてから約1週間くらいたつと、ほとんどウイルスは検出されなくなる」ということがわかってきたからです。

 

PCR検査陽性=感染性があるという事ではない

 

ここで重要なことは「PCR陽性=感染性がある」というわけではない、ということです。

PCR検査とは、ウイルスの遺伝子を検索する検査で、ウイルスの死骸・残骸が残っていたとしても「陽性」となってしまいます。


死骸・残骸が残っているだけであれば周囲へ感染させることはありませんので、PCRで陰性を確認する必要はなし、ということになりました。

第二波に備えて、このような医療体制の整備は必要不可欠です。

「症状が改善したのに、PCRが陰性にならないから退院できない」という方を今後は速やかに退院していただくことができるようになり、新たな入院加療が必要な方を病院は受け入れられるようになります。

 


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佐藤 昭裕
KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。 総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。 「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。 東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。 -著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』(20年7月15日発売予定)
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