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風邪をひいた(風邪症候群)

「風邪」には定義があります。「比較的軽微な咳・鼻・喉の症状が同時に同程度存在する」というものです。つまり「せき、鼻水、のどいた」がそろえば、それは風邪と言ってよいことになります。この3つの症状のうち、どれかしらが強い症状の時は、診断名がそれぞれ、「急性気管支炎、急性鼻副鼻腔炎、急性咽頭炎」と変わりますが、どれも「風邪のうちの一つ」です。
感染症医は「風邪ではない風邪のように見える病気」を見抜くのが得意です。特に根本的な治療法がなく、ご自身の免疫力で治す風邪ではない病気の方が心配だと思いますので、「風邪かな?」と思っても一度診察にお越しください。

1.風邪(感冒)

風邪はほとんどがウイルス感染症です。一般的にウィルス感染症は、複数の臓器に感染し、多彩な症状がでることが特徴です。一方、細菌感染は原則として一つの臓器に1種類の菌が感染するため、局在がはっきりしています。発熱の有無を問わず、鼻水・鼻づまりといった鼻症状、咳・痰といった多彩な症状がでるウイルス性の急性気道感染症を感冒と定義づけています。つまり、ウイルス性感染症である風邪には、細菌感染に対する抗菌薬は必要ありません。
典型的な風邪は、微熱と倦怠感、のどの痛みよりから出現し、続いて鼻水や鼻づまり、その後に咳や痰がでてきます。発症後3日前後が症状のピークであり、7~10日間かけて症状が軽減していきます。3週間以上咳が残ることもあり、この時には普通の咳止めでは効かないことが多いです。

2.急性気管支炎

咳がメインの風邪を急性気管支炎といいます。発熱や喀痰がないこともあります。咳は2~3週間続くこともあり,ウイルス性感染症がほとんどです。ウイルス性以外には、百日咳菌、マイコプラズマ、結核などで起こります。肺炎とは違い、レントゲンはほとんど正常です。ウイルス感染がほとんどのため、抗生物質は不要なことが多いです。

3.急性鼻副鼻腔炎

くしゃみ,鼻汁,鼻閉をメインとするのが急性鼻副鼻腔炎です。発熱はないこともあります。副鼻腔の炎症はほとんどの場合、鼻にも炎症が及んでおり,最近では鼻副鼻腔と呼ぶようになりました。ウイルス性がほとんどですが、細菌感染を伴うものも約2%未満であるとされています。

4.急性咽頭炎

咽頭炎・扁桃腺炎です。多くはウイルス性感染症ですが、細菌性感染であるA群β溶血性連鎖球菌による急性咽頭炎が10~30%程度存在すると言われています。その時には抗生物質を飲むことにより、症状が改善するのが早まります。

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