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下痢

2週間以内の下痢を急性下痢、1か月以上続く下痢を慢性下痢といいます。急性下痢のほとんどは自然によくなります。迅速に検査を要するのは、脱水を伴う大量の水様便、血便を伴う場合、38.5℃以上の発熱、腹部の激痛を伴う場合などです。

・感染性腸炎

ウイルス性(ノロウイルス、ロタウイルスなど)、細菌性(カンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌など)、毒素型(ブドウ球菌など)などに分類されます。原因を特定するのはなかなか難しく、「抗生物質が必要な感染性腸炎」をみつけることが重要となります。抗生物質が必要な腸炎を疑うヒントは、「血便」、「38.5℃以上の高熱」、「強い腹痛」、「回数の少ない軟便」などです。便検査を行い、病原微生物の特定を行い、それらに効く抗生物質の投与が必要となります。ウイルス性腸炎では、抗生物質は無効ですので、胃腸の安静、十分な水分補給、整腸剤で経過をみます。なお、下痢止めは可能な限り使用は避けるべきです。便を止めてしまうことにより、本来出るはずだった菌が腸の中にとどまり、さらに増えてしまいますので、症状も悪化し、治るのも遅くなってしまいます。

・過敏性腸症候群

小学生や中学生などの若い時から発症して長期にわたる経過をたどります。差し込むような腹痛と、それに続く排便、お腹のはり、便秘がみられます。通勤・通学中の電車の中で急にお腹が痛くなり便意を催しやすい方は疑わしいです。症状は精神的ストレスにより悪化します。お腹が緩くなり下痢をするタイプと、便秘になるタイプ、両方を繰り返すタイプなど様々です。ストレスを取り除くことと、内服薬で改善します。

・糖尿病による腸管運動異常

糖尿病性自立神経障害により、起立性低血圧、勃起不全に加えて、夜間の下痢が起こります。

・膵臓の機能不全

膵臓の働きが悪くなることにより、便は脂肪を含み、大量で強い臭いがするようになります。その便はトイレで流すときに流れにくい特徴があります。成人では繰り返す急性膵炎、上気道感染、成長不良を伴う嚢胞性線維症の既往歴があることが多いです。「お尻から油が出る」と訴えるかたもいらっしゃいます。採血で膵臓の機能を検査します。画像検査ではCT、MRI等で診断をつけます。

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