どこからか体に菌が侵入し、背骨にくっついてしまうと炎症を起こします。歯科治療や針治療が原因となることもあります。また、アトピー体質の方は菌が皮膚から侵入しやすいためリスクとなります。発熱、倦怠感、進行性の痛みがでます。痛みは非常に強く、少しでも体勢を変えるたびに激痛がします。診断は採血、CT、MRIなどで行います。治療は抗生物質になりますが、骨の感染症ですので治療が非常に難しく、長くなります。だいたい8週間程度の抗生物質の投与が必要ですが、それにも関わらずなかなか改善しなかったり、一度よくなって再発したりしてしまうことも多い病気です。原則は入院での治療が必要です。