私は大学病院で総合内科・感染症科で勤務をしておりました。総合内科は内科医として一つの臓器にとらわれず、カラダ全身を幅広く診療し、患者さんのお悩みをまとめて拝聴し、検査・治療を行うという診療科です。高血圧や不整脈などの心臓の病気や、糖尿病や高脂血症などの代謝の病気、盲腸や胃潰瘍など消化器の病気を網羅的に診療してきました。その経験を活かし、長崎県で離島医療にも携わりました。
また、感染症科は聞きなれない診療科かもしれませんが、感染症医は”Doctor’s doctor(医師の担当医)”、とも言われ、他診療科の先生が診断のことや治療のことを相談をする役割を担っています。「感染症」というと恐ろしい伝染病を想像されるかもしれませんが、風邪やインフルエンザ、肺炎、胃腸炎なども感染症であり、非常に身近な病気です。それにも関わらず、日本では専門医の数が非常に少なく、さらに大学病院などの大病院にしか存在していません。
私は総合内科の経験を活かし、五反田周辺地域で生活をされている皆様の健康づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っています。また、感染症専門医が大病院から地域に出ることによって、より多くの方が不要な感染症にかからないように、また、もしかかってしまった場合には迅速に診断を行い、適切な治療を提供したいと思っております。
五反田院では2023年4月より消化器内科・内視鏡内科の診療も開始いたしました。診察を通じ、五反田地域の患者さんと日々お話しをさせていただく中で、「この地域で何の医療に困っているか」を聞かせていただいた結果、この決断に至りました。末谷副院長を筆頭に、「腕がいいことは当たり前」で、患者さんに寄り添うことのできる医師が揃いましたので、皆様のお役に立てれば幸いです。
KARADA内科クリニックは、どこよりも誰に対しても開かれたクリニックを目指し、スタッフ一同、専門的な知識と誠実な対応で、皆様のカラダを支えていきたいと思っております。
2008年 | 東京医科大学卒業 |
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2008年 | 東京医科大学病院 初期研修医 |
2010年 | 東京医科大学病院 総合診療科 |
2012年 | 長崎県五島中央病院 内科(感染対策室 兼任) |
2013年 | 東京医科大学病院 感染制御部・感染症科 助教(渡航者医療センター 兼任) |
2018年 | 東京医科大学茨城医療センター 感染制御部部長・感染症科科長 講師 東京医科大学病院 感染制御部副部長・感染症科医局長 (東京医科大学茨城医療センター 感染制御部部長兼任) |
2019年 | KARADA内科クリニック 院長 |