KARADA(カラダ)内科クリニック院長の佐藤です。
先日、「検体採取等に関する厚生労働省指定講習会」の講師をしてまいりまして、
私の担当は「スワブを用いた便培養採取について」というテーマでした。
この講習会は対象が臨床検査技師で、
インフルエンザ診断のためのスワブ(綿棒)での鼻腔検査や、
水虫の検査、便の中にいる細菌をみつけるための検査などを
臨床検査技師が行えるようにするための講習会です。
この講習会の講師は約5年前くらいから引き受けており、
年に3-4回お話をさせていただいていましたが、
今回で東京でやるのは最後との事で感慨深いものがありました。
臨床検査技師は患者さんからすると、
どのようなことを医療で担っているか想像しにくいかもしれませんが、
採血、心電図、エコーなど「検査全般」に関するプロであり、
医師にとっては非常に心強い存在です。
その育成に少しでも貢献出来ればと思い、
講師を引き受けさせていただいておりました。
当院の臨床検査技師の本講演にたまたま参加をしていましたが、
この講演内容を糧に、日々の業務にあたってほしいと思います。
医師以外の医療従事者である看護師や薬剤師、
臨床検査技師の教育にも力を入れていく所存です。