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公開:2019.10.29 医療情報

インフルエンザ予防投与(予防内服)について

KARADA(カラダ)内科クリニック院長の佐藤です。

インフルエンザの流行が始まり、
当院にもインフルエンザワクチン接種希望者の方と、
インフルエンザ感染者の方が、
両方受診される季節となりました。


今後ますます感染者数は増加し、
皆さんのまわりにも続々とインフルエンザにかかる方が出てくると思います。

●感染症専門医がお勧めする、インフルエンザ予防法

 

かからないためには、
何といっても「手洗い・マスク・インフルエンザワクチン」です。

このインフルエンザ三大予防法をまずは徹底してください。

手洗いは、ドラッグストアで売っている速乾性アルコール手指衛生剤が有効です。
これからの季節は持ち歩き用と、
家やオフィスに置いておく用を用意しておきたいところです。

そして、「今年はいつもより、よりインフルエンザにかかりたくない!」
という方もいらっしゃると思います。

例えば受験生。

大事な試験の時に、
インフルエンザによって十分なパフォーマンスが発揮できないことは、
今後の人生を変えてしまうかもしれない避けるべき事件です。


また、会社員の方では大事なプレゼンテーション前などがそれにあたると思います。

先ほどの三大予防法をしっかり行うことを前提に、
もう一つインフルエンザを予防する方法が一つあります。

それは「予防内服(予防投与)」です。

 

●インフルエンザの予防投与(内服)とは?

インフルエンザの治療薬(抗インフルエンザ薬)を、
発症する前から内服することにより、
発症を70-80%減らすことが出来ると言われています。

具体的には、タミフル®(オセルタミビル)という薬を1回1錠、
1日1回内服します。

そもそもは、インフルエンザを発症してしまった人と思いっきり話し込んだり、
くしゃみや咳を浴びてしまった時(曝露といいます)や、
インフルエンザにかかってしまうと合併症を起こしてしまうことが予想される高齢者や、
免疫の下がっている人が主な対象となります。

​曝露後48時間以内に予防内服を開始すると効果があると言われています。

もちろん薬を内服するわけですから、
下痢などの副作用がでる恐れもありますので、
メリット・デメリットを考慮したうえで内服する必要があります。

当院ではこの予防内服処方を行っています。
保険適応外使用であり、自費診療となりますことにご留意ください。

価格:オセルタミビル 8,000円(税抜) 診察料・薬代込み

※1日1回1錠 10日分

予約は下記よりお取りください。

→ご予約はこちら

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KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。 総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。 「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。 東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。 ●著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』 ●日本テレビ スッキリに感染症専門家として毎週出演中 ●Yahoo!ニュース公式コメンテーター

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