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公開:2019.07.01 医療情報

日本はアニメや漫画で感染症予防啓発!

KARADA(からだ)内科クリニック院長の佐藤です。

みなさん、アニメや漫画は好きですか?私は好きです。
小学生のときに少年ジャンプを読み出し、ドラゴンボールやスラムダンクに夢中になっていました。
実は現在もNHKで放送している「進撃の巨人」アニメにハマっています。

アニメや漫画のいいところは、自分とは違う世代の人との共通の話題になったり、見ていた漫画で同じ世代かな、ってわかったりするところだと思います。

あの人気キャラが性病の啓発?


最近厚生労働省のポスターで、セーラームーンやマジンガーゼット、ガンダム、進撃の巨人をみた覚えはありませんか?感染症予防啓発のポスターが最近アニメや漫画をうまく使っており、これがBMJ opinionという医学雑誌に掲載されました。

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ポスターは、「誰に向けてみてもらいたいか」を意識する必要があります。

この命題にアニメや漫画は非常にうまくマッチするんですね。
例えば、セーラームーンが「検査しないとおしおきよ!」というかなりインパクト強めなポスターは、なんと性病検査啓発です。

セーラームーンは20~30代女性が幼少期によく見ていたであろうアニメで、この層で梅毒が増えたことを受け、起用されたものです。

また、麻疹(はしか)のワクチン接種が足りない30-50歳男性に見てほしいポスターにはマジンガーゼットを起用し、しかも「麻疹がゼロ」というだじゃれ付きのポスターはいろいろと衝撃を受けました。

感染症に対する当院の理念

 

KARADA(カラダ)内科クリニックの医院理念は、「内科疾患・感染症にかからないカラダを実現し、すべての人が当たり前に健やかで豊かな生活を過ごせる社会を目指します」です。

感染症予防は私たちの実現したい大きな目標ですので、日本独特のこの感染症予防啓発、これからもどんどん積極的、かつ刺激的に展開していただきたいと思います。

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KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。 総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。 「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。 東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。 ●著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』 ●日本テレビ スッキリに感染症専門家として毎週出演中 ●Yahoo!ニュース公式コメンテーター

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