KARADA内科クリニック事務長の伊藤です。
当院は2019年の9月2日に開業し、本日をもって無事に1年を迎えることができました。
おかげ様でこの1年間、延べ来院数は1万人程度、HPの閲覧者は160万人、読まれたページは580万PVとなりました。
数あるクリニックの中で当院を検討・来院頂いた皆様のおかげです。
心より感謝いたします。
また、慣れない中、患者さんや共に働く同僚のことを考えながらより良い方法を試行錯誤し、
今日まで共に走りぬいてくれたスタッフにも大変感謝をしております。
この場を借りて御礼申し上げます。
この一年を振り返らせて頂く前に、当院の理念をご紹介させていただきます。
これはすべて院長が考えられた理念です。
何か課題が出た時も、この言葉を胸に診療を行えるよういつも振り返っておりました。
では、この一年を振り返らせていただきます。
もともと佐藤昭裕院長は大学で総合診療をされ、後に感染症内科の道に進まれました。
なかなかイメージし辛いかもしれませんが、感染症は全身症状を診断する必要があることから、
一般内科として幅広い症状を診療する必要のある総合内科のクリニックにとは非常に相性が良いとされています。
また、多くの患者さんはご自身の知らないところで細菌やウイルスに感染して体調を悪くされている方が多く、
感染症専門医として専門的な診療をご提供できるクリニックであると思います。
一方、感染症という言葉は開院当初は余り市民権を得ておらず、
ネガティブなイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないか?と悩ましく思ったこともございました。
ですが、コロナの対応を通して確信をしたのですが、感染症が専門だからこそできる安全な感染対策があるという事です。
つまり最新の情報と培われた知識を持っており、感染対策にアンテナが高い場所の方が、感染リスクをコントロールしやすいという事です。
(当院は保健所から感染対策の検査を受け、指定医療機関として登録されています)
当院は大学で院内感染対策を行ってきた院長の指示のもと、環境清掃やエアロゾル対策、隔離対応などを行っております。
ですので、どうぞ安心なさって来院いただければと存じます。
もちろん、正しい知識があっても、それを常に実践しなければ意味はありません。
気を引き締めて、安全な診療をスタッフ一同ご提供できるように努めていきたいと存じます。
先にも出ましたが、この1年を振り返るとき、新型コロナウイルスは避けては語れません。
未知のウイルスであり、感染力が強いことから、日本中が対応を迫られました。
しかし、同時に佐藤昭裕院長の専門性を通して、当院が大きく世の中に貢献できる事になったこともまた事実です。
各種メディアの方から取材依頼が殺到し、世の中に正しい情報が必要とされている事を肌で感じました。
また、新型コロナウイルスに不安を抱え、行き場を探されている患者さんに対し、
東京都の指定医療機関として1人でも安心頂くための診療提供を続けております。
これからも、「どこよりも誰に対しても開かれたクリニックにし、地域に貢献いたします。」という理念のもと、
皆様に貢献できるよう精進してまいります。
これから冬を迎え、インフルエンザとコロナウイルスの対応は、当院に限らずどのクリニックも正念場になることは避けられません。
この難局を乗り越えるべく、院長とともに対策を更に講じていければと考えております。
2年目がどのような日本の状況の中の診療になるかは誰も分かりませんが、
これからも誠実に、「家族も診てもらいたい」と思っていただけるクリニックを愚直に目指していきますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
事務長伊藤