当院ではオンライン診療も行っております。
遠方地でお困りの方がございましたら、ご相談ください。
KARADA(からだ)内科クリニック院長の佐藤昭裕です。
5/29に厚労省から「PCR検査で2回陰性確認をしなくても、退院OK」という指針が発表されました。新しい退院基準、宿泊療養および自宅療養の解除基準は下記の通りです。
なお、発症から10日たたずに症状が軽快した場合は従来通り、PCR検査で2回続けて検査が陰性であれば退院可能。
このような基準に変更になった経緯として、「症状がでてから約1週間くらいたつと、ほとんどウイルスは検出されなくなる」ということがわかってきたからです。
ここで重要なことは「PCR陽性=感染性がある」というわけではない、ということです。
PCR検査とは、ウイルスの遺伝子を検索する検査で、ウイルスの死骸・残骸が残っていたとしても「陽性」となってしまいます。
死骸・残骸が残っているだけであれば周囲へ感染させることはありませんので、PCRで陰性を確認する必要はなし、ということになりました。
第二波に備えて、このような医療体制の整備は必要不可欠です。
「症状が改善したのに、PCRが陰性にならないから退院できない」という方を今後は速やかに退院していただくことができるようになり、新たな入院加療が必要な方を病院は受け入れられるようになります。
当院ではオンライン診療も行っております。
遠方地でお困りの方がございましたら、ご相談ください。