KARADA内科クリニック | 五反田(品川区)・渋谷

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公開:2024.07.12 医療情報

注意!HPVワクチンを”無料”で接種できる制度の終了間近

KARADA内科クリニック渋谷院長の田中です。来年以降、一人でも後悔する方が減るように情報提供を行いたいと思います。

“16歳から27歳までの女性” と “性別問わず高校一年生相当の方”、最後までぜひお目通しをお願いします。

16-27歳の女性また高校1年生の男子女子の皆様、この機会を逃さず、HPVワクチン(子宮頸癌などの原因となるヒトパピローマウィルスの感染を予防するワクチン)の接種を検討しましょう。

対象者は制度の活用によって、約5万円or約9万円相当のワクチンを自己負担額なしに、無料で接種が可能です。ただし、接種に6ヶ月で3回の受診が必要であり、今年度で助成終了の予定を考えると、待ったなしにクリニックに相談が必要な状況です。

今すぐに医療機関に相談すべき対象者

2グループあります。

①16歳から27歳までの女性

キャッチアップ接種の対象者です。

対象者は年齢性別ともに限られ、また、キャンペーン終了のタイムリミットが近づいております。それがまさに、“16-27歳までの女性”です。

今なら高額なワクチンを国の助成で自己負担なし、無料で接種ができます!

キャッチアップ接種とは?

国が「HPVワクチンの有効性と安全性を再検証し、ワクチンでしっかりと癌を予防ができること、安全性についても問題がないことを確認」した結果、2022年4月より方針転換がなされました。これにより、ワクチンを接種する機会を逃してしまった方のために、国はキャッチアップ接種というキャンペーンを3年間限定で行ってきましたが、今年その最終の年となりました。

②性別問わず高校一年生相当の方

定期接種によって全額助成での接種が来年度以降適応から外れる方です。ワクチン3回の接種期間は6ヶ月間の期間を要します。逆算すると、2024年9月開始がタイムリミットとなります。ワクチン接種開始するなら9月までに、ご来院を。あるいは、接種相談も今夏に是非KARADA内科クリニックへお越しください。

私は無料でワクチンを打てるのか?

対象年齢によって、無料でHPVワクチン接種が可能です。今夏決断を迫られているのは、先述の通り16-27歳の女性・高校1年生ですが、その他の対象の年齢の女性も今後の接種の検討をこの機会に是非お勧めいたします。性別と年齢別に金銭的負担についてまとめましたのでご確認ください。

HPV(子宮頸がん)ワクチン 性別・年齢別公費対象表

渋谷区民と品川区民での例です。お住いの自治体によって違いますので、ご自身で必ずご確認をお願いします。

女性
(4価ワクチン・9価ワクチンともに対象)
9歳未満接種不可
9歳-11歳対象にならず、全額自己負担
12歳-16歳
(小6-高校1年相当)
※高校1年生は今年度で終了
無料接種(公費負担)
17歳-27歳
※今年度で終了
無料接種(公費負担)
28歳以上対象にならず、全額自己負担
男性
(4価ワクチンのみ対象)
9歳未満接種不可
9歳-11歳対象にならず、全額自己負担
12歳-16歳
(小6-高校1年相当)
※高校1年生は今年度で終了
無料接種(公費負担)
・渋谷区民の方は渋谷院へ
・品川区民の方は五反田院へ
17歳以上対象にならず、全額自己負担

ご参考までに、当院で自己負担接種した場合は以下となります。

  • 9価ワクチン
    1回当たり30,800円×合計3回=92,400円
  • 4価ワクチン
    1回当たり17,600円×合計3回=52,800円

3回接種するのに6ヶ月間かかります

3回ワクチン接種を完了した場合の予防効果・有効性が検証されており、6ヶ月間かけて3回の接種が必要となります。つまり、今年度中に3回のワクチン終了するためには、9月までに1回目の接種を開始しなければなりません。16-27歳の女性や高校1年生において全額助成負担での接種は、今年度で終了予定です。全額助成のうちに(無料)ワクチン接種を終わらせることができません。

男女別、全額助成の対象者と受診方法

KARADA内科クリニックでは、12-16歳の男性への4価のHPVワクチンを渋谷院では渋谷区民、五反田院では品川区民への接種が可能です。

特に自治体への事前申請なしで接種が可能です。

女性

東京23区内に住民票のある方で対象年齢の皆様全員、予診票ご持参の上、KARADA内科クリニックでのHPVワクチンの全額助成でのワクチン接種が可能です。対象年齢は先の表をご確認ください。

男性

お住まいの自治体HPや電話問い合わせで接種可能医療機関・補助についてご確認ください。

決断を急ぐべき方は、しつこいようですが、16-27歳の女性また高校1年生の男子女子の皆様です。

予約方法

お電話もしくはweb予約よりお願いします。

接種に関する相談のみも受け付けております。是非ご利用ください。助成なしでも接種に関してたくさんの相談を受けている実績がございます。是非お気軽に感染症専門医に相談ください。

ワクチンへの不安や懸念ではなく、制度を知らないという実態

私は公費負担でのワクチン接種できる制度を活用している方が少ないことを、ワクチンの効果や副作用への懸念によるものと考えておりました。一方で、厚労省の調査(下記添付)で、もはやこの制度の存在と自身が対象であるかどうかが不明という、正しい情報が行き届いていないことが調査からもわかったようです。16-27歳の女性の方や高校1年生自身はもちろん、そのご家族やご友人パートナーの方なども「16-27歳の女性」「高校1年生」に対して、この接種に関しての提案や検討をご助言できるようでしたら是非お願いします。

まずはご相談ください

HPVワクチン約9万円が無料で接種できるチャンスを是非見逃すことがないよう、適切に情報を把握と検討ください。また、皆様一人で抱え込まず、いつでも接種について相談できますので、KARADA内科クリニックの感染症専門医もサポートさせていただきます。接種相談(メリットデメリットなど)の相談もお気軽にどうぞ。

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KARADA内科クリニック渋谷 院長 【資格】医学博士、日本感染症学会専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医、臨床研修指導医(厚生労働省) 東京だけではなく、北海道のオーホーツク海を目の前にしながらも総合内科医としてその地域に根ざした診療に従事してきた。また、内科の専門として感染症専門医としてもこれまで一般的な感染症診療のみならず、ワクチン接種や性感染症やHIV感染症などの診療にも取り組んできた。 また、研究者として、医療現場の日常に潜む倫理的な課題にも向き合いながら学会や論文で発信を続けている。

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