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公開:2026.03.09

薬を飲んでもつらい花粉症の方へ-注射治療のご提案-

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【渋谷院限定実施】渋谷院では〜ゾレア(オマリズマブ)という新しい花粉症の注射治療を行っています 

KARADA内科クリニック渋谷院長の田中です。

毎年の花粉症で 以下の症状がある方で、

・病院で処方された抗アレルギー薬を飲んでいる 
・点鼻薬や目薬も使っている 

それでも くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみがつらいという方はいらっしゃいませんか?薬の変更で改善する方もいますが、それでも症状がつらい方もいらっしゃいます。 

KARADA内科クリニック渋谷では、そのような 重症の花粉症の方に対する新しい治療選択肢 として「ゾレア」という注射治療 を導入しました。 

ゾレアとは? 

ゾレア(一般名:オマリズマブ)は、もともと 気管支喘息の治療薬として開発された薬で、2019年から重症の季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)に対して保険適用となりました。 

アレルギー反応に関わる IgEという物質の働きを抑えることで、アレルギー反応そのものを抑える治療です。 

このような花粉症の方はいませんか?  

・花粉症の薬を飲んでも症状が強い 
・鼻づまりがつらく夜眠れない 
・点鼻薬や目薬を使っても症状が残る 
・毎年花粉症の時期がとてもつらい 

このような重症の花粉症の方にゾレア治療が検討されることがあります。 

ゾレア治療の対象となる方 

ゾレアはすべての花粉症の方が対象になるわけではなく、次の条件を満たす必要があります。 

  • 通常の花粉症治療(内服薬・点鼻薬など)を 1週間以上行っても症状が十分に改善しない重症例 
  • 血液検査で スギ花粉に対する特異的IgE抗体がクラス3以上 と確認されている(1年以内) 
  • 12歳以上 

また、検査結果の確認や治療適応の判断が必要なため、診察当日にゾレア治療を開始することはできません。 

治療の流れ 

① 初回受診 
症状やこれまでの治療内容を確認します。 
血液検査(IgE検査)と体重測定を行います。 

② 投与量の決定 
IgE値と体重をもとに投与量を決定します。 
治療が適している場合はスタッフより次回受診日のご案内を行います。 

③ 注射治療 
4週間ごとに皮下注射を行います(状態により2週間ごと)。 

初回注射後は院内で30分ほど経過観察を行います。 

また、ゾレア治療はすべての花粉症の方が対象になるわけではありません。 
診察や検査結果をもとに担当医/院長が適応を判断します。 

効果について 

効果は 数日〜2週間程度で出始める とされ、約1か月程度効果が持続するといわれています。 

投与方法 

投与量は 

・血清総IgE値 
・体重 

に基づいて決定します。 

通常 、150〜300mg程度を4週間ごとに皮下注射します(場合によって2週間ごと)。 

多くの場合、内服薬や点鼻薬は 併用しながら治療を行います。花粉の飛散シーズンが終了すれば ゾレア治療は終了となります。 

その後、舌下免疫療法への移行についてもご相談可能です。 

副作用について 

主な副作用として 

・注射部位の腫れ 
・頭痛 
・倦怠感 

などが報告されています。 

まれに アレルギー反応(アナフィラキシー) が起こることがあるため、初回注射後は院内で経過観察を行います。 

費用について 

保険診療で行われます。 

自己負担(3割)の場合 
薬剤費は約3,500円〜13,000円程度/回(用量によって異なります。) 
例:ゾレア150mg 約6400円 

※投与量はIgE値と体重により異なります。 

当院でゾレア治療をご希望の方へ 

ゾレア治療を希望される場合、まず通常の花粉症治療を行いながら症状の程度を評価します。適応があると判断された場合、血液検査を行った上で、投与量を決定します。 

花粉症の症状でお困りの方は、診察時にお気軽にご相談ください。 

ご予約は渋谷院まで

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KARADA内科クリニック渋谷 院長 【資格】医学博士、日本感染症学会専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医、臨床研修指導医(厚生労働省) 東京だけではなく、北海道のオーホーツク海を目の前にしながらも総合内科医としてその地域に根ざした診療に従事してきた。また、内科の専門として感染症専門医としてもこれまで一般的な感染症診療のみならず、ワクチン接種や性感染症やHIV感染症などの診療にも取り組んできた。 また、研究者として、医療現場の日常に潜む倫理的な課題にも向き合いながら学会や論文で発信を続けている。

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